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ISMSコンサル会社を乗り換えるタイミングとは?

ISMS認証の新規取得を目指すために、多くの企業がコンサルティング会社を利用しています。そして認証取得後も、ISMSの維持・運営のためにコンサルティング会社とのパートナーシップを継続することがほとんどです。その一方で、他のコンサルティング会社への乗り換えを検討する企業も少なくありません。ここでは乗り換えを検討するタイミングについて触れています。

コンサル会社を乗り換えるタイミング

企業がコンサル会社の乗り換えを検討するのは、主に次の3つが挙げられるでしょう。

支援内容とコストが見合っていないと感じる

ISMS専門知識を必要とするため、コンサルタントがどのような作業をしているのか、詳細を把握するのは難しい部分もあるかもしれません。とくにISMSのノウハウがない企業であればなおさらです。しかし、「それなりの費用を払っているのになかなか新規認証取得ができない」「認証取得後も新規取得と同様の費用が発生しているが、どんな仕事をしているのかイマイチわからない」「目的のはっきりしない打ち合わせや作業に費用が発生している」といった疑問が湧いてくると、乗り換えを検討するきっかけになります。

これらの疑問に対する説明を求めても納得出来る回答が得られない場合は、本格的に乗り換えを検討してもよいでしょう。

コンサルタントと相性が合わないと感じたとき

コンサル会社のサービス内容や価格に満足し、契約を結んだとしても、実際にやり取りをするのは現場の人間です。人と人との付き合いですから、たとえ「仕事ができる」と評判のコンサルタントであっても現場の担当者と相性が悪い可能性はあります。そうなると、コミュニケーションがうまく取れないと現場のストレスが増え、致命的なミスやトラブルにつながることもあるでしょう。コンサルタントの変更ができればいいのですが、できない場合や解消に向かわない場合には、乗り換えの検討しましょう。

コンサルタントから得られる知識が古いと感じたとき

ISMSでは日々進歩する情報のリスクマネジメントが求められます。そのサポートをするコンサルタントは、常に知識をアップデートし最新の情報を把握することが大前提です。

組織が展開している新しいオンラインサービスや働き方に理解がなかったり、認証審査の最新情報を把握していなかったりすると、コンサルタントから期待したようなサービスを受けられないと感じるもの。とく情報セキュリティに関連する分野での事業拡大を図る企業や成長企業は、自社の現状に合ったコンサル会社への乗り換えを検討する傾向にあります。

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乗り換え先のコンサル会社を選ぶポイント

より良いコンサル会社に乗り換えるためのポイントとして、次の3つが挙げられます。

自社のニーズに応えられるプランがあるかどうか

会社の規模や事業内容によって必要な対策は異なります。そのコンサル会社が提供するプランが本当に自社のニーズに適していることが肝心です。自社に合わせて柔軟にプランを選べるかどうかをチェックしましょう。余計な費用がかかる無駄なサービスが含まれていないかどうかについても確認するとよいでしょう。

コンサルタントの変更ができること

どんなに仕事が優秀なコンサルタントであっても相性が良いとは限りません。万が一コンサルタントの相性が悪いと感じた場合に、変更ができるかどうかを予め確かめておきましょう。また、コンサルタントと相性が悪い場合に、どのような対応をしているのかについても確認するといいでしょう。

自社と似た条件の会社における実績があること

コンサル会社には認証取得に向けたISOの知識なども必要ですが、それぞれにあったISMS構築に向けて自社のサービスへの理解や知識も必要になります。自社と同規模の企業や、似た業者での実績があるコンサル会社であればスムーズに取得できる可能性があがります。

まとめ

ここでは、企業がコンサル会社の乗り換えを検討するタイミングと、新たにコンサル会社を選ぶ際のポイントについてご紹介してきました。乗り換えのタイミングには「実際に契約をしてみたら期待外れだった」というケースもありますが、「自社の現状と合わなくなった」というものもあります。

会社は常に変化にさらされるもの。自社の実態に合わせ柔軟に対応ができ、ともに歩んでいけるようなコンサル会社に出会えるよう、本サイト「自社の価値を高めるISMS認証取得ガイド|ISMS楽トル」をぜひお役立てください。

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ISMS(ISO27001)認証を取得する企業が増える中で、「自社のリソースが限られている」「取得したはいいが運用が続かない」といった課題を抱える企業は少なくありません。そこで重要になるのが、自社の状況に合ったコンサルティング会社の選定です。
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