ISMSクラウドセキュリティ認証とは
クラウドセキュリティ認証とは、世界的に利用が広がっているクラウドサービスを安全に利用するため、従来のISMS(ISO/JIS Q 27001)認証に加えて、ISO/IEC 27017を規定したものです。
既存のISMS(ISO/IEC 27001)認証を土台とし、その上に特定の分野(=この場合はクラウドサービス)固有の規格認証を追加するイメージで、これを「アドオン認証」といいます。アドオン認証には、クラウドサービスに特化したISO/IEC 27001の他にも、クラウドサービス上に存在する個人情報保護に着目したISO27018などがあります。
クラウドセキュリティ認証の対象者はクラウドサービスを提供する事業者と、クラウドサービスを利用する事業者の両者です。ここではISMSクラウドセキュリティ認証の仕組みや認証のメリットについて解説していきます。
クラウドセキュリティ認証のメリット
クラウドサービスを提供する組織にとって大きなメリットは、利用者に対して安全性をアピールできることです。急速に利用者を増やしているクラウドサービスのニーズに応えることができ、他社サービスとの差別化を図れます。業務効率化やセキュリティ管理も効率的に行えるようになるのもメリットでしょう。
また利用者側にとっても、たとえば利便性の高いクラウドサービスを安全に利用できることで活用の範囲が広がるなどのメリットがあります。
クラウドセキュリティサービスは急速に拡大しており、今後もますますニーズが高まっていくでしょう。そのため、多くの企業がクラウドセキュリティ認証の取得をめざすようになることが予想されます。クラウドセキュリティ認証ISO/IEC 27001には、通常のISMS認証と同様のプロセスが必要となります。
クラウドセキュリティに対する専門的な知識を要するため、クラウドサービスに強い業者を利用することもおすすめです。
ISMSクラウドセキュリティ認証を取得するデメリットはある?
ISMSクラウドセキュリティ認証の重要性が増していますが、デメリットもゼロではありません。いくつかのデメリットについて紹介します。
認証取得・運用の工数がかかってしまう
ISMSクラウドセキュリティ認証を取得するためには、多くの準備作業が必要なため、情報セキュリティの規程策定や書面作業など、様々なタスクが求められます。特に、必要な文書の数が60以上にも及ぶこともあり、これらを作成・管理するための労力は大きなものとなります。また、新たなセキュリティルールの増加や社員への教育コストも発生する可能性があるでしょう。
審査費用がかかる
ISMSクラウドセキュリティ認証取得には、審査機関による審査費用がかかります。企業の規模や対象範囲によって費用は異なりますが、ISMSクラウドセキュリティ認証の取得には労力と費用がかかることを理解し、それを見据えながら経営を考える必要があります。
ISMSクラウドセキュリティ認証取得までの流れ
SMSクラウドセキュリティ認証を取得する手順は以下のようになります。
- 環境設備に関する対応: 取得する認証の適用範囲を定め、課題の分析などを行い環境を整えます。
- 体制の構築: ISMSクラウドセキュリティ認証を取得するためには、ISO/IEC 27017の規格に準拠する必要があります。要求事項への対応や管理策の検討など、体制を構築していきます。
- 審査: 審査機関に対して審査の依頼を行います。一次審査・二次審査を受けつつ、適宜是正処置を対応。
- 認証取得(運用フェーズ): 審査を通過すると、ISMSクラウドセキュリティ認証を取得します。認証取得後は、セキュリティ対策や規定の遵守を維持し、運用していくフェーズです。
このように、ISMSクラウドセキュリティ認証を取得するためには、準備、規格への適合、審査、そして認証取得という一連のプロセスを経る必要があります。
まとめ
ISMSクラウドセキュリティ認証は安全なクラウドサービスな利用を助けるもののひとつです。その取得には手間や費用がかかりますが、情報セキュリティを強化し信頼性を高める上で重要です。
また取得にはISMS認証も必要なため、専門家の助言を仰ぎながら戦略的に取り組むことが賢明です。情報セキュリティへの投資は未来の安全を確保する大切な一歩だからこそ、確実に取得できるように取り組みましょう。
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ISMS認証コンサルを活用することで、「専門知識や担当者が不在でも取得を実現」「取得後も運用が続く“使える体制”を構築」といったメリットを得られます。
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