ISMSにおける継続的改善の機会とは?
この記事では、そもそも継続的改善の機会がどのようなものなのかについてまとめています。
継続的改善の機会とは
ISMSは、一度構築したら完成というものではなく、PDCAサイクルを回しながら改善していくことが求められます。継続的改善の機会は、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)において、組織のセキュリティ管理体制をより強固にし、全体のパフォーマンスを高めるための仕組みを指します。
継続的改善の内容とは
継続的改善とは、ISMSの特徴ともいえる考え方のひとつです。目標を達成するために組織を適切に管理するための仕組みであり、評価と見直し、そして改善を行うことが常に求められます。例えば、クラウドサービスを活用し、サーバーなどのコスト削減を実現、経営効率を向上させた、なども継続的改善にあたります。
負担に感じる事もあるかもしれませんが、審査で指摘された継続的改善の内容を自社に取り入れることでより強固な情報セキュリティ対策に繋がり、情報流出などによる企業ダメージの対策となります。
改善の機会はどのように記述すれば良いのか
改善を実施したら、その施策の効果の報告を行います。記述のポイントは理解しやすい内容にすることです。
例えば、ソフトウェア開発の工程を効率化するという計画を行い、標準化を実行していたとします。しかし内部監査の結果、標準化だけでは足りないのではないかということに内部監査員が気づいたとします。
その場合には下記のように記述するとよいでしょう。
- 工程を効率化する計画通りに標準化を実行しているが、改善が必要と判断した。
- 標準化だけでは足りないので改善した方が望ましいと判断した。
- 内部監査員による気づきとして、以下の例のように改善の機会を記述します。
- 工程通りに業務を行なっているが、目標を達成するために工程を改善する
- 開発工程の効率化に取り組んでいるが、標準化だけでは足りないので見直しを行なうべきである。
まとめ
正しく理解していれば問題はありませんが、負担を強いられていると感じている担当者の方も多いようです。しかし、改善の機会は内部監査員による提案のようなものです。指摘を全て修正する必要はありませんが、指摘をもらえなければ改善の機会を得たと捉えることもできるでしょう。
常に情報セキュリティに対する改善を行いつつも、指摘をうけた場合には柔軟に捉えて改善に繋げていきましょう。
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