認証取得コンサルのメリット・デメリット
ISMS(ISO27001)の認証取得に向けては、ISOの要求事項に適合するISMSの構築・運営が求められます。専門知識に加え、理解した上での準備が必要となるため、多くの企業が専門のコンサルタントを利用しています。
ただし、コンサルタントを利用することにはたくさんのメリットがありますが、いいことばかりではありません。ここではコンサルタントを利用するメリットとデメリットを確認していきましょう。
コンサルタントを利用するメリット
1.ISOの確実な取得
ISOの資格取得には審査があり、ISO規格が要求する内容に準拠したISMSの構築が求められます。一からISOを学び、準備をするには膨大な知識と時間がかかり、従業員に大きな負担がかかります。自社組織内にそのための人材を用意できないという会社もあるでしょう。
またISOを導入するためにこれまで自社で利用したシステムや独自に用いていたルールを見直したり、これまでなんとなくこなせていただことを文書化して明確にすることも求められます。
日々の業務で手一杯となり、なかなか取得に向けた準備がすすまず、結局取得をあきらめたという事態になりかねません。
その点コンサルタントを利用すれば、専門知識を持つスタッフがISOの審査に向けて、面倒な書類作成や、内部監査、社員教育のための準備に専念してくれます。多くのコンサル会社は審査取得率が高く、なかには審査取得率100%という頼もしい企業も存在します。
2.取得時間の短縮
コンサルタントを利用すれば、自社スタッフは一からISOの知識を学ぶ必要はありません。取得に向けてコンサルタントから研修や説明を受けながら、運用に必要な知識を効率よく吸収できます。最短で4ヵ月で取得できる場合もありますので、早急ISMS認証所得を目指す企業に向いているでしょう。
3.リソースの削減
ISOの認証取得に向けたシステムセキュリティの構築・運用には、PCDAが求められます。そのため取得に向けた準備段階においても、また認証後においても、マニュアルの見直しやマネジメントレビュー、内部監査などさまざまな業務が必要です。こうしたことも、全てコンサルタントに任せることができます。
ISOの認証取得に向けた組織の負担を削減できることになり、従業員はこれまでの仕事に専念しながら、生産効率を下げることなくISOの認証取得をめざすことが可能です。
コンサルタントを利用するデメリット
1.安くはないコンサルタント費用
依頼する業者や、適用範囲によって異なりますが、コンサルタントの費用は決して安くありません。また、ISOは一度認証を取得したら終わりではなく、毎年維持・更新があり、そのたびにコンサルタント費用もかかります。
2.会社にそぐわない成果物の作成
外部コンサルタントは、ISO認証には詳しくても、自社について熟知してはいません。そのため、現場で実際にISMSを運用する従業員にとって使いづらいマニュアルや仕様書を作成してしまうことや、自社の利益につながらないようなISMSを構築してしまう可能性もあります。
ISMS認証コンサル
ISMS認証コンサルを選ぶ際、選ぶポイントは大きく「費用」「対応業種」の2つに分かれます。無駄なコストをかけないためにも、自社の目的に応じたISMSを得意とするコンサルティング会社を選ぶようにしましょう。ここでは2024年1月24日に「ISMS認証コンサル」で検索し表示されたコンサルティング会社のうち、ISMS認証取得のコンサルティングを主業務とする企業の中から、ISMS(ISO27001)の審査通過率が100%で、支援実績数が1,000件以上(調査時点)ある2社をご紹介します。
で選ぶなら

- 業界最安値※13.3万円/月
- 実働不要フルアウトソーシング
- 取得後も負担がない運⽤サポート
で選ぶなら

- 幅広い業種への対応実績
- 企業実態に合わせたISO取得
- 顧客の工数を約80%カット
ISOサポート | ISOプロ | |
---|---|---|
費用 | 月額3.3万円 (税込) |
月額4.4万円 (税込) |
期間 | 通常6か月 | 通常6~7か月 |
支援実績 | 1,450社 | 1,500件超 |
継続率 | 97% | 90.8% |
【選定基準】
※2024年1月24時点、Google検索において「ISMS認証コンサル」と検索して検索結果100位までに表示された企業のうち、ISMS(ISO27001)認証取得コンサルティング業務を行っている会社の中から、ISMS(ISO27001)の審査通過率が100%で、今回の調査時点で支援実績数が1,000以上であることが記載されている企業。